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これであなたも映画通!観たことない名作を、観た風に切り返す一言

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  • 2018年9月17日
  • 読了時間: 5分

あなたの周りに、こんなことを言う奴はいないだろうか?


「え!これ観てないの!?えーやばー!名作じゃん!」


僕だ。殺してくれ。


映画なんて食事と同じで、一人一人観たい時に、観たい映画を見れば良いのだ。

にも関わらず、ものすごく流行った映画や名作と呼ばれている映画は、その分観ている人数が多く、共通の話題にも上がりやすかったりする。

そしてたまたま観ていないだけにも関わらず、なんか仲間外れにされる。


「え〜『オーシャンズ8』マジ楽しそう!え!てか『オーシャンズ11』まだ観ていないの?もったいな〜。まず『8』の前に『11』からだね。」

は?何故お前に決められなきゃ行けないんだ。

てか数字順に行ったら、最初は『8』からじゃないのか。


「え〜『スター・ウォーズ』シリーズ観ていない人と一緒に『ハン・ソロ』見るの嫌〜」

僕はお前と観るのが嫌である。


「え〜私ってハリー・ポッターで言ったら、グリフィンドールだと思うんだよね〜」

頭がイかれてるのか、この汚れた血め。


名作だから名前も知っているし、何ならストーリーもちょっと知っている。

でも、観ていない。

そんなものないだろうか。



というわけで今回は、ある映画の押し売りをしてくる輩に対して、

たとえあなた自身がその映画を観てなくても、あたかもそれを観たことがあるかのように切り返せる、素敵な一言を紹介しよう。

この一言で、自称"映画通"を「そうそう!それな!」と絶頂に持っていくことができる。

まさにマウンティング。

「観てねーよ、バーカ」と心の中で呟けば、ストレス発散完了である。

なお、これから先は名作中の名作を紹介していくが、できるだけネタバレしないように頑張るつもりだ。


『ハリーポッター』シリーズ

あなたの一言

「まさか、ハリーの胸毛を画面いっぱいに観ることになるとはね。」


解説

大人気ファンタジーシリーズの『ハリー・ポッター』。意外とこれを観たことない人がいる。また、初期3部作までは観たが、それ以降は観ていないという人になると、その数は一気に増えたりする。

そんな作品だけに、カルト的なファンが多いことでも有名だ。

現実に存在もしない学校の規則や風土をやたら調べあげ、ユニバで安っぽい黄色のマフラーを「ハッフルパフ」と呼ぶような、あいつらだ。


だから基本的に、作品そのものの話をするのは止めよう。深入りされたら負けるのが、目に見えている。

ここではあえて、『ハリーポッター 死の秘宝』の映画にてお披露目となる、ダニエル・ラドクリフ氏の胸毛に話を逸らそう。この後は「イタリアの人の胸毛ってセクシーだよね」とか言っておけば、自然と胸毛の話にすることができる。

ちなみにここでのポイントは、シリーズの終盤である『死の秘宝』編を、あたかも劇場で観たかのようにほのめかすことである。そんクライマックスシリーズを観たにも関わらず、胸毛の話をすることで、余裕すら感じさせよう。



『スターウォーズ』シリーズ

あなたの一言

「プリンセス・レイアのゴールドビキニ、やばいよね!」


解説

こちらも全世界に熱狂的なファンを持つ超大作シリーズ。まさに今続編もやっていることから、この映画をダシにマウンティングを狙ってくる輩も多いかもしれない。

これも『ハリーポッター』と同じく、地雷の多い映画だ。

フォースだのジェダイなどありもしない単語を、この映画のファンはまるで当たり前のように使う。


だからこそ新旧ファンの間で伝説とされている、プリンセス・レイアのゴールドビキニの話をしてしまおう。

コスプレでも定番化しつつあるこのゴールドビキニだが、さらっと呟くように言うことがポイントだ。

男女問わず「かっこいいよね〜」「セクシーだよね〜」「ジャバ・ザ・ハットだよね〜」と色んな意見で拾われるに違いない。



『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ

あなたの一言

「でも、これはやっぱり映画館で観たいよね」


解説

スピルバーグ続きになっているが、こちらもまた最近続編が盛り上がっているので紹介しよう。

以外と数少ない恐竜ものを、テーマパークとしてのワクワク要素と緊張感あるパニック要素を同居させることで成功を納めた本作は、ユニバでもアトラクションとして根強い人気を誇るように、一定層のガチファンが存在する。

そいつらにとっては恐竜の名前をいかに多く、かつ正確に知っているかがステータスとなっており、社会でそれらは何の役にも立たないということをまだ知らない。


そんな奴らは放っておくと「プテラノドンの鳴き真似」とか言うクソどうでもいいことで盛り上がる可能性がある。

そうなると敵わないので、必殺「映画館で観た方が(スケールも大きいから)良いよね!」と言う話をぶち込もう。

「わかってるねぇ〜」と恐竜博士から言われるだけでなく、「いや、俺は『ミッション・インポッシブル』も映画館で観たいな〜」と言うクソ関係ないことにまで話しが広がる可能性も高い。

そうなったら我々はさっさと店員さんを呼んで、お会計でももらっておこう。




さらにここからは、ここ最近で話題になった映画を一気に羅列して、その映画を観た人を絶頂へ誘う一言をテンポよく紹介しよう。

一部システム・エラーにより私の感想だけ入っている場合もあるが、特に気にしないで進んで欲しい。


『ラ・ラ・ランド』

あなたの一言

「ライアン・ゴズリングのベージュのセットアップ、まじお洒落。」



『ベイビー・ドライバー』

あなたの一言

「映画のタイトルは、サイモン&ガーファンクルの曲に由来するらしいんだけど、一回も流れなかったね。」



『ゲット・アウト』

あなたの一言

「なんだかんだ主人公の顔が一番怖くなかった?」



『マンマ・ミーア ヒア・ウィ・ゴー』

あなたの一言

「え、待って、要するにソフィはヤリマンってことで大丈夫?」



『グレイテスト・ショーマン』

あなたの一言

「今世紀一のクソ映画だね。」




いかがだったであろうか。

古き良き名作も、最近話題の作品も、ある程度は抑えたのではないだろうか。

これで自称"映画通"が独自の映画論を語ってきた時は、適当なタイミングで上記の一言を返しておけば、彼らの熱量に拍車がかかる。

その間に我々はゆっくりおつまみでも食べて、家に帰ってからゆっくり『ハリー・ポッターと賢者の石』でも観ようじゃないか。

ハーマイオニーまじ可愛いから。

観てないの?それまじで、ヤバいから。




ちなみに私はこれだけ言っておいて、『タイタニック』を観ていない。

今度『タイタニック』の話がきた時の交わし方を、誰か教えてくれないだろうか。

ホイットニー・ヒューストンが「エンダー」って言うのしか知らん。


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