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半端ない!!『Black Mirror』の最新作は、視聴者が主人公の行動を選べる、インタラクティブドラマ!

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  • 2018年12月30日
  • 読了時間: 3分

いや、まじやばいって。

とんでもない作品がNETFLIXにやってきた。

本当に2018年ラストによくやってくれたよ。

本当にやばい(語彙力無い)

個人的に大好きなNETFLIXオリジナルシリーズ『Black Mirror』が、何の予告もなくポーンと新作を発表して来ました。


ルイス・キャロルの詩に出てくる怪獣からとったであろう本作は、『Bandersnatch』というタイトルが付けられている。


何とこのドラマ、随所で出てくる選択肢を視聴者に選ばせることで物語の内容が変化する、インタラクティブ方式!

ありそうでなかった、未体験のドラマだ。



『Black Mirror』ファンなら一発でいけるはず


そもそもこの『Black Mirror』はワールドワイド版『世にも奇妙な物語』で、一話完結のドラマだ。

基本的に最先端テクノロジーを皮肉るブラック・ジョークが多く、

観終わった後には自分が思っていて常識や倫理観が丸ごとひっくり返される、

個人的にNETFLIXのオリジナルシリーズで最も好きなシリーズだ。


今回の新作『Bandersnatch』は、自作ゲームを巨大な会社に売り込みに行く主人公が描かれる。

視聴者である我々は、ドラマの中に出てくる選択肢から主人公の次の行動を選び、

無事主人公のゲームを世に出して上げなければならない。


たとえば、


これは序盤で出てくる選択肢。

お父さんが主人公に向かって、朝ごはんはどちらが食べたいか聞いてくる。

視聴者である我々にとっては、どっちでも良いかもしれないが、

それではこの作品は楽しめない。

「主人公はこっちのが好きそう」などの適当な理由でも良いから、

よく考えて選択肢を選ぶことが大切である。


でも、間違った選択肢を選ぶと悲しい結末が待ち受けている。

ざっとやった感じでも、少なくとも3通りのエンディングが存在した。

それぞれ途中で選択した内容が全体のストーリーラインに大きく影響してくるので、

実際に何通りのエンディングが存在するのかとゾクゾクしてくる。



ちなみに、ドラマのシステムはわかりやすくなっており、

主人公のゲームを世に出すことが出来ないまま終わってしまった場合、

クレジットが流れず、重要な選択を行う箇所に自動的に戻る。

基本選択肢は2択のため、前に選んだとものと逆を選べば、全く違うストーリーが展開される。

多分、1つ違う選択をしていたことで、物語がここまで違うかと驚きに包まれるだろう。



物語自体は、さすが『Black Mirror』シリーズ、とてつもなくよく出来ている。

視聴者が物語の内容を選ぶ作品で「パラレル・ワールド」をテーマにするというのは、

何とも粋である。

(勘の良い人にとってはネタバレだが)

そしていつもの通り、ずっしりと考えさせられる内容になっている。

ここでは多くはネタバレしないが、思わず「うまい!」とニヤついてしまう演出が至る所に登場する。



僕は『Black Mirror』シリーズを3周するほどの大ファン。

無事初見でミスなくゲームを世に出すことが出来た。

「『Black Mirror』だったら、ここはこうするだろうな」という感覚で行けば、必ず大丈夫だ。


本作ぜひ一人でも友人とでも家族とでもやって観てほしい。

多少グロいシーンが出てくるが、こんなドラマ、こんな高揚感、おそらく誰も体験したことないであろうから。





ちなみに、もちろんたとえゲームを世に出すことが出来たとしても、

もちろんハッピーエンディングではない。

ハッと息を飲んで、呆然とすること間違い無しだ。

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