マック行ったら、女子高生のパンツを見た
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- 2019年1月12日
- 読了時間: 3分

集中しようと、マックへ来た。
アイスコーヒーを買って二階へ上がると、人はあまりいなくて、マックらしからぬ静かな空間だった。
僕は電源が取れるハイチェアに座った。
集中して1時間くらいたった時、僕はイヤホンを外して少しアイスコーヒーを飲んだ。
「ちょっとネットサーフィンでもしようかな」と思い、パソコンに手をかけた時、
通路を挟んで奥のハイチェアテーブルに、女子高生の3人組がきた。
奥に二人、手前に一人座って、何かを観ながら「まじかっこいい」と言いながらきゃっきゃしていた。
僕はその時、思った。
手前の子、パンツ見えてるじゃん!!!
図らずしも気づいてしまった。
縦線が入った紺のスカートが、
これでもかというくらい白のパンティにゴールインしている。
もう見えてるなんてモンじゃない。
あれは「見せてる」に近い。
しかもハイチェアテーブルなもんんだから、がっつりケツが丸見えだ。
毅然とこちらを見てくる白のパンティに、僕は困惑した。
僕は、彼女にどうしたらパンツが丸見えなことを伝えられるか悩んだ。
「お姉さん、パンツ見えてますよ」
OUTだ。普通にクソキモいし、めっちゃパンツ見てて「もう飽きたから、そろそろ伝えるか」となって言いに来た感も否めない。
「お姉さん、後ろ・・・」
確かにあの子を傷つけないかもしれないが、これも普通にキモい。
これを言われた彼女は「後ろがなんなんだ、このクズ」としか思ってくれないだろう。
しかも言い方をミスって暗い感じで言ってしまったら、
「お姉さん、後ろ・・・に霊がいます」とか付け足したくなってしまうだろう。
世知辛い。
「♪パンツ、shot me one time、パンツ、shot me two times」
少し手法を変えてみよう。
今の女子高生が好きそうなもの。
それは、Tik Tokとあいみょんとタピオカであろう。
だとしたら、Tik Tokの曲を歌いながら、一部歌詞を「パンツ」に変えて、
さりげなくアピールするのはどうだろうか。
いや、無理だ。
読んでくれる方のための参考として、動画を探して貼ってみたが、(以下参照)
開始2秒で沸点を超えてしまった。
こいつらは何でこんなに有名人気取りができるんだろう。
そんなことを考えていたら、イライラしてきた。
そしてまだ女子高生のパンツは出ていて、もっとイライラした。
このやり場のない気持ち、どうしてくれよう。
「私はパンツの神!」と言って声をかける、とかいうくだらないアイディアを思いついた時、
奥に座っていた子が立ち上がった。
「なんかいる?」とパンツちゃんに聞くと、
「シャカチキ!」とパンツちゃんは言った。
友達は「おけ!」というと、階段を降りて行った。
シャカチキ、だと、、、!?
こんなにパンツが出ているというのに、
こいつは今からその椅子の上で、シャカシャカ動くだと?
なんて野郎だ。
白パンが上下左右に動くのだ。
なんて肝っ玉が座っている女なんだ。
これじゃあシャカ白パン、シャカパンではないか!(意味不明)
僕は一刻も早く、この子を救わなければ!と思った。
必死に考えた。何て教えてあげれば自然か。「私はパンツの神だ!」以外で考えた。
しかし、彼女の友達は不敵な笑みを浮かべながら(浮かべてない)、
パンツちゃんにシャカチキを渡した。 パンツちゃんは赤い粉を袋に入れると、上下左右に勢いよく振り出した。
終わった。これがゲームオーバーだ。
僕は死んだ目でスライムのように揺れるデカいケツを眺めていた。
こんな喪失感を今まで味わったことがあっただろうか。
まるでケツが、僕をみて笑っているかのようだ。
僕は明日のジョーのように白くなっていた。
そんなパンツちゃんの前に、生田斗真に似ている男性が寄ってきた。
「パンツ見えてますよ。」
彼は少し高い声でそういうと、
ゴミ箱の方に行き、燃えるものと燃えないものを分けないで捨てた。
パンツちゃんは赤面していた。
それと同時に、生田斗真似の男に、キュンキュンしていた。
やってられっか。
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